物流の持続的成長に向け、政府は2つのKPIを設定しました。そして、そのひとつである「荷待ち・荷役時間の削減」のための有効な手段として、バース予約システムの導入を推進しています。
しかし、システム導入は「手段」に過ぎません。
一方で、物流2024年問題解決の切り札ともなるバース予約システム。
複数の事業者が利用するバース予約システムにおいて、導入主体となる「荷主」の企業姿勢がその成否を分けるといっても過言ではありません。
本セミナーの第1部では、トラックGメンとして数多くの物流現場に足を運び、事業者の声に耳を傾けてきた国土交通省 中国運輸局 田中氏に、バース予約システムの導入成功の秘訣について語っていただきます。
また第2部では、荷主企業として物流2024年問題に主体的に取り組み、全国8工場にバース予約システムを導入した日本製紙 安藤氏をゲストに迎え、その活用と展望についてお話しいただきます。
●なぜ荷主がバース予約システムの導入に向き合う必要があるのか
●荷待ち・荷役時間の削減にとどまらない、荷主にとっての価値とは何か
●成否を分ける導入のポイントとは
にお答えしていきます。
これまで物流に関わりが少なかった荷主企業の幹部や営業部門の方に、特にご参加いただきたい内容です。
【申込時アンケートのお願い】
セミナーお申し込み時にアンケート(1-2分で回答可)へのご協力をお願いしております。
参加者の皆さまの物流効率化への対応やバース予約システム導入に関する問題意識を明らかにし、できるだけセミナーの中でお答えしていきたく、ご協力のほどよろしくお願いいたします。セミナーで聞きたいことや登壇者・Hacobuへのご質問も募集しております。
フォーム登録後に送付されるメールに記載のアンケートURLからご回答をお願いします。
国土交通省 中国運輸局
自動車交通部貨物課長 国土交通省トラック荷主特別対策室併任(トラックGメン) 田中 幸久 氏 1992年運輸省(現 国土交通省)入省。本省大臣官房人事課、政策統括官付政策調整官付(モーダルシフト等予算担当)、自動車局自動車情報課(自動車検査・登録システム予算担当)、同旅客課(公共交通・コロナ対策予算担当)、(独)自動車技術総合機構企画部経営管理課長(併任同機構基盤システム更改担当)等を経て現職に至る。 |
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日本製紙株式会社
営業企画本部 物流部長 安藤 寿 氏 1993年大昭和製紙(2003年日本製紙と合併)入社以降、約20年間営業畑を歩む。2013年日本製紙の物流部門に異動。2014年日本製紙一大拠点(北王子倉庫)の閉鎖に伴う倉庫再編・輸送モード変更に参画。2016年から約6年は石巻工場事務部長代理兼製品課長を歴任。2022年家庭紙マシンへの事業転換時の物流動線変更及び輸送モード変更等の企画に携わり、日本製紙物流への出向を経て、2024年6月より現職。物流2024問題への荷主企業としての法令対応(待機時間削減・附帯作業整理・下請け問題対応・在庫の生産地⇒消費地化・モーダルシフト等)、物流効率化(倉庫効率・輸送効率・コストダウン)への対応として業界他社・異業種との物流協業等を推進。 |